より安全で より低コストな 医療のために

netPDI

netPDIのサービス概要

「netPDI」とはインターネットを使って、 医療情報を他施設に安全・迅速に提供するサービスです。

送信側

  1. データIDとパスワードを生成し、「トークンシート」に印刷して患者さまにお渡しします。
  2. 送りたい情報をパスワードで暗号化します。
  3. 暗号化した情報をデータIDとともにデータセンターにアップロードします。
サービス概要の図

受信側

  1. 患者さまがお持ちになったトークンシートに記載されたデータIDとパスワードのQRコードを読み取ります。
  2. データIDを使ってデータセンターから情報をダウンロードします。
  3. パスワードを使って情報を復号します。

netPDIで送信できる情報

アイコン:PACS内の検査画像
PACS内の検査画像
アイコン:SS-MIX 標準化 ストレージ内の検査結果データ
SS-MIX 標準化 ストレージ内の
検査結果データ
アイコン:SS-MIX 標準化 ストレージ内の処方データ
SS-MIX 標準化 ストレージ内の
処方データ

Point 1インターネットで

ビジネスで、個人で、欠かせないほど身近で安価になったインターネット。そのインターネットを使って医療連携に必要な情報提供を実現するのがnetPDIです。CDやDVDなどの物理的なメディアを使わないので消耗品の管理や機器の保守もぐっと楽になります。

Point 2安全に

インターネットで心配なのはセキュリティ。netPDIはインターネットを安全に利用するためにさまざまな対策を取り入れています。たとえばインターネットで送信され、センターに保管されるのは暗号化されたデータだけですから、万一通信経路やセンターが攻撃を受けても十分安全です。

Point 3標準を使って

医療機関によってシステムもさまざま。医療機関どうしが情報連携をするには、「標準」を利用することが重要です。netPDIではIHE、DICOM、HL7などの国際標準や厚生労働省標準のSS-MIXを利用します。またnetPDIで利用しているトークンを使った医療情報交換のしくみ自体も、ISOによる国際規格化が進められています。

Point 4低コストで

地域連携システムは大がかりなものが多く、導入の準備も大変で、費用も高くなりがちです。netPDIは従来のCD/DVDを使った情報提供と同じしくみを使い、運用フローの変更もないため、準備も費用も抑えられます。高価な設備を導入したり、数年ごとにシステムを更新する必要もありません。必要なものを必要なだけ利用できるので、運用にかかる費用もリーズナブルです。

netPDIの導入事例

Case 1地域の中核病院と病院のあいだで患者さまを紹介するときに

静岡県
西部地域

静岡県西部地域

静岡県西部にあるI病院では浜松医科大学医学部附属病院とのあいだで患者さまを紹介・逆紹介するときに画像・検査結果・処方をnetPDIを使って送受信しています。どちらの場合もトークンシートをFaxで送っているので、実際に患者さまがお越しになる前に画像・検査結果・処方がダウンロードできます。またJ病院は、浜松医科大学医学部附属病院からの逆紹介のときにnetPDIを使っています。J病院にもFaxでトークンシートが届きます。

Case 2中核病院から診療所に患者さまを紹介するときに

岡崎市民病院

連携診療所

岡崎市民病院と連携診療所

岡崎市民病院では、連携している診療所に患者さまの画像・検査結果・処方データを送るためにnetPDIを利用しています。各診療所では、送られた患者さまの画像・検査結果・処方がPCで見られます。ここでもトークンシートをFaxで送っているので、実際に患者さまが診療所にお越しになる前に画像・検査結果・処方をダウンロードできます。

netPDIのシステム構成例

PACSやSS-MIXがインターネットと接続できる場合

イメージ:送信側システム (インターネットに接続できる場合)
  1. AOC7 web Exportでデータ提供したい患者、検査などを選び、netPDIエクスポートを実行します。
    • トークンシートが印刷され、必要なデータ(画像・検査結果・処方)が暗号化されてセンターにアップロードされます。
  2. トークンシートを患者さまに手渡します。
イメージ:受信側システム (インターネットに接続できる場合)
  1. RIS端末で該当する患者さまの取り込みオーダーを発行します。
  2. 届いたトークンシートのQRコードをPreludioで読み取ります。
  3. データを確認し、ダウンロード・インポートを実行します。
    • 画像は PACS に、検査結果・処方は SS-MIX標準化ストレージに保存されます。

PACSやSS-MIXがインターネットと接続できない場合

イメージ:送信側システム (インターネットに接続できない場合)
イメージ:受信側システム (インターネットに接続できない場合)

インターネットに接続されたPCと、インポーター/エクスポーターとの間はUSBメモリを使ってデータを受け渡します。

PACSやSS-MIXを利用していない場合

イメージ:受信側システム (インターネットに接続できない場合)

診療所などでPACSやSS-MIXストレージに受信データをインポートする必要がない場合、データをダウンロードしたPCで専用アプリを使ってデータを見ることもできます。

netPDIの導入に必要な設備

送信側

  • インターネット回線
  • DICOM画像が保存されているPACS
  • AOC netPDIオプションつき

    (すでにエクスポートにAOC、AOC7を導入している場合はnetPDIオプションの追加で対応できます)

【検査結果・処方を送信する場合】

  • 検査結果・処方が格納されているSS-MIX標準化ストレージ

受信側

  • インターネット回線

【受信した画像・検査結果・処方をPCで見るだけの場合】

  • PC
  • QRコードリーダー

【受信した画像をPACSにインポートする場合】

  • インポートした画像を格納するPACS
  • AOC/AOC7 Preludio netPDIオプションつき、またはPreludio quattro

    (すでにエクスポートにAOC/AOC7 Preludioを導入している場合はnetPDIオプションの追加で対応できます)

【さらにインポート時に院内で登録された患者情報を使う場合】

  • HISなどの院内患者情報管理システム

netPDIの特長

netPDIのメリット

  1. CD、DVDを作成しないので患者さまをお待たせしません。
  2. 従来のCD、DVDを使った運用との併用が可能で、業務や操作の流れもほとんど変わりません。
  3. 平成28年度に新設された診療報酬「検査・画像情報提供加算」(送信側)「電子的診療情報評価料」(受信側)の算定用件を満たします※。
  4. 高価な設備の導入は不要です。低コストで導入・運用できます。
  5. 標準規格を利用するこどでスムーズな情報連携が可能です。
  6. CD、DVDなど物理的なメディアを使わないので、消耗品の管理や機器の保守の負担が減らせます。
※画像と検査結果の両方の提供が必要です。

平成28年度診療報酬の改定

提供側

検査・画像情報提供加算(診療情報提供料の加算)

  1. 退院患者の場合:200点
  2. その他の患者の場合:30点

受領側

  • 電子的診療情報評価料:30点

算定のポイント

  1. 画像と検査結果の2つが必要
  2. 厚生労働省が定めた標準規格を使用する
  3. SS-MIXストレージが必要
  4. 診療情報提供書の形態は、紙+押印または電子書類+電子署名(HPKI)
  5. 受けて側は情報を閲覧して診療録に記録する

よくあるご質問

トークンシートを紛失したら?
トークンシートを発行した医療機関に再発行を依頼してください。 なくしたトークンシートを拾った人がいたとしても、netPDI に参加している医療機関の、あらかじめ登録した端末でしかデータをダウンロードできないので安心です。
低コストの理由は?
  1. 患者紹介に必要十分な情報だけをやり取りするため、システム全体がシンプルです。
  2. データの預かり期間が有限(現在は3か月)なので、データセンターのストレージ容量が抑えられます。
  3. 送信データ量に基づく料金でご利用でき、サーバーシステムの保守や更新の費用はかかりません。
データセンターにあるデータの安全性は?
データは暗号化してあり、パスワードはデータセンターに来ないので安全です。